
久し振りに行った海遊館には、ジンベイザメが2頭いらっしゃいました。
気のせいか以前より小ぶりになっていたよう? はて、気のせいでしょうか??
手前のシュモクザメとサイズを比べればわかりやすいかも?

なんか気に入った写真ではないので撮影データーは記載しませんが、持って行ったレンズが暗くてISOを上げる必要がありました。
生き物ですからシャッタースピードも落とせないし、仕方なくAVモードで撮影しました。
そしたらISOが12800まであがり、ざらついた写真になってしまいました。
何よりもこの青さが邪魔! メイン水槽はどこから撮影してもこんな感じ。
これは照明が青すぎるんじゃないかな? 肉眼でも青いから見学者も見えにくいのでは??
もっとキレイにジンベイザメを撮りたかったのですが...(自分の腕を棚に上げてます/汗)

この日はバックヤード(大水槽の上)からジンベイザメに餌を上げるシーンが見れるのをやっていました。
そのせいかジンベイザメが水槽の上の方をグルグルまわっていたので、うまく撮影出来ませんでした。
一瞬だけ近寄って撮れた写真がこれ。シッポだけ...

海遊館の残念なところは、鳥羽水族館や他の水族館には見られる珊瑚水槽が無い事です。
この写真も小さな円形の水槽にクマノミやナンヨウハギなどを泳がしていましたが、この珊瑚は本物?
なんか白化したミドリイシに着色したイミテーションのように見えました。
どう見ても褐虫藻がいるように見えません。水槽だけでも十分ハードコーラルは飼育出来ます。
設備と情熱(根気)があれば、自宅でもミドリイシを成長させる事も十分可能です(私は珊瑚飼育やっていたので)
だけど海遊館には本物のミドリイシを見られない。都会にある水族館だからこそ、頑張って欲しいなと思います。

カクレクマノミとイソギンチャク。ディズニーのニモで一気に人気が出た海水魚です。
しかしご覧のイソギンチャク、もう死にかけています。あと何日持つことやら??
イソギンチャクは珊瑚のミドリイシと同じで体内に褐虫藻がいます。
それがミドリイシやイソギンチャクが生きるのに必要なのですが、見た目がアレなのかイソギンチャクの色を抜き、最悪は着色しているのもあります。
白化したミドリイシに着色したり、イソギンチャクの色を抜いたり(大抵は採取業者が色抜きしているらしい?)しちゃ本物と言えません。
出来たばかりの海遊館はこんなんじゃなかったと記憶しているのですが...
日本各地の震災により節電が常識化し、大量に電気を使う珊瑚飼育の趣味はすたれてしまいました。
珊瑚飼育をしていた当時の電気代は月に5万円ぐらいかかっていました。そんなにも強い照明が必要なんです。
ハードコーラルにLED照明はまだまだみたいですね。

一番撮りたかった大水槽は青すぎて、珊瑚水槽は子供だまし。
まぁそれは仕方ないとして、その他はキレイに撮影出来ました。
この魚は小さかったけど正真正銘 クエ です。見た目はちょっとですが、かなり美味しいです。

淡水魚は興味なく水槽でも飼った事はほとんどありません。でもまぁせっかくなのでエンゼルティッシュ?

平日の14時頃の海遊館の出口です。早く非常事態宣言が終わらないとお客さん増えないかも。
色々と残念ポイントは書きましたが、海遊館のスタッフの皆さん、応援していますので頑張って下さい。
現状維持ですら大変だとは思いますが、ぜひ他の水族館に負けない関西トップの水族館でいて欲しいです。