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2019.02.19

BMW S54 エンジンはノーマルでも凄い!

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先日、TECH-Mさんでオーバーホール中のS54エンジンを見せて頂けました。
キレイなエンジンルームはさすがTECH-Mさんです(^_^)
どこのショップでもエンジン室は立ち入り禁止区域ですので、間違っても勝手に出入りしないように気をつけましょう。
今回はE46 M3を試乗させて頂きまして、その話の流れてM3に搭載されているS54エンジンを見せて頂けました。
 
オーバーホール中のエンジンだそうでしたが、私はてっきり新品のシリンダーヘッドだと思いました。
それほどにもキレイなシリンダーヘッドで、徹底的に自社で汚れを落としているそうです。
これだけで結構な作業ですね。まさに舐めれる程にキレイというのはこのことでしょう。
 
私も免許を所得して40年、色々なエンジンに乗り、シリンダーヘッドまで手を入れたチューニングエンジンを何台も乗ってきました。
4Kエンジンはダプルバルブスプリングにしたり、ハイカムを組んだりもしました。
当時はこれぞレース用エンジンと浮かれていましたが、S54エンジンを拝見し驚きました。
なんとノーマルエンジンなのに、最初からダブルスプリング、シムもダイレクトですし、ロッカーアームもピカピカ。
何もかもが国産ノーマルエンジンとは比較にならない構成になっていました(ダブルVANOS仕様)
 
  
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バルブは当然のように4バルブ、ペントルーフ型 燃焼室です。
カムが付いていなかったのでシートリングまでは見れませんでしたが、全てキレイにシートカットされている事でしょう。
S54は確か8000rpm常用可だったと思います。
言う間でもなく高回転エンジンですから、走行距離を重ねたエンジンならばシートリングの打ち換えも必要でしょう。
L型のドラックエンジンなどは走行距離が短くても、シートリングが落ちるというトラブルが出るそうです。
L型とS54を同じに考えてはいけないと思いますけど、レシプロエンジンである以上、抑えておきたいポイントでしょう。
ちゃんと燃焼室に当たるゴムのブロックまで準備されているのはさすがだなと思いました。

※表面についたタレのようなのは組み立て用オイルだと思われます。汚れではありません。
 
 
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排気ポートを見て、ポート研磨しているんですね?って私は聞いたのですが、いやいやノーマルですよ!と驚きの返事が。
えぇ!? BMWのM用エンジンって、最初からチューニングポートですやん(驚)
もちろんマシニングによる切削だと思われますが、国産車のチューニングには当たり前の段付き修正とか、形状変更とか、そんな事は標準仕様になっていました(驚)
 
 
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吸気ポートも素晴らしいの一言!
さすがに鏡面仕上げとまではいきませんが、それでも形状は全て整えられています。
効率を追及したエンジンならではの仕様ですね。
ポルシェのエンジンも凄いけれども、改めてMのエンジンも昔から凄いんだなぁと感心させられる出来事でした。
あの素晴らしいフィーリングを生み出すエンジンの中身を見られて、凄く得をした気分になりました♪

最後になりましたが、良いモノを見せて頂けて感謝します。有難うございましたm(_ _)m

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